合唱団わだち

指揮者・伴奏者紹介


指揮者 諸井昭二
 1930年東京に生まれる。作曲を池内友太郎氏、ピアノを原智恵子氏、指揮を前田幸市郎氏に師事、19歳より作曲・指揮活動をはじめる。
 現在まで、プロおよびアマチュア合唱団、オーケストラの指揮者として活躍、これまでに指導・指揮した団体は70団体以上に及ぶ。また作曲活動も絶えず続けられ、交響詩「祖国・3章」をはじめ、多くの独唱曲、合唱曲、器楽曲がある。
 1970年頃からチェコ・スロバキアの合唱音楽の研究を奨め、合唱団“わだち”と共にチェコ・スロバキアの合唱曲の演奏・紹介と普及を続け、1979年チェコ政府よりヤナーチェク文化勲章を受賞した。
 また、音楽教育、音楽評論等の広い分野にわたって活躍し、聖徳大学短期大学・音楽科の講師、東京都合唱連盟監事、日本チェコ協会・日本スロバキア協会理事を務めてきたが、2012年5月23日心不全にて急逝。
指揮者/ピアニスト/合唱指導 中村敏彦
東京音楽大学ピアノ科を卒業。1985年から1988年までチェコ・スロバキア政府給費による留学生として、プラハ芸術アカデミー・ピアノ科に留学し、ピアノと室内楽をヤン・パネンカ教授に師事した。1987年と1988年の2回、プラハの「芸術家の家」でリサイタルを行うと共に、チェコ・スロバキア各地でリサイタル、室内楽等の数多くの演奏会に出演、帰国後はジョイント・コンサートによる独奏会、室内楽・声楽・合唱の伴奏をはじめ、各種のコンサートで活躍、チェコ・スロバキアのピアノ音楽の紹介にも務めている。1994年11月23日第一回のリサイタルを開催した。
ピアニスト/合唱指導 渡辺治子
 島根大学教育学部得音課程卒業。東京芸術大学別科修了。
 チェコ共和国政府給費奨学生としてプラハに留学、チェコ芸術アカデミーにおいて、ヤン・パネンカ氏のもとで研鑽を積む。プラハ滞在中に、チェコフィルのメンバーを初めとする数多くの音楽家とコンサートに共演、共演者より心からアンサンブルを楽しめる信頼できるピアニストと絶賛される。
 帰国後各地でソロリサイタルを行ったほか、シュトゥットガルト室内合奏団、ベルリン室内合奏団、チェコフィル六重奏団、同八重奏団などと室内楽の共演も多く、パネンカの音を受け継ぐアンサンブルピアニストとしても注目されている。
 02年チェコで行われたドヴォルザーク国際音楽祭に日本人ソリストとして初めて招待を受け好演、03年、04年も続けて出演した。
 アルテスモンよりシューベルト/ドヴォルザーク五重奏曲のCDがリリースされ、チェコフィル室内楽シリーズの1枚に選ばれている。

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